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涙の剣山

おっさんです

「燃え尽きた、真っ白になっちまった」相棒からそんな電話が入ったのは、
石鎚山登山から帰ってきて間もない頃でした。
登山ビギナーのおっさん達は、石鎚山登山で受けた感動が、あまりにも大き過ぎたため、
燃え尽き症候群・・いや、全くの燃えカスになってしまいました。
あの感動をもう一度・・・その思いから、なんと今回は、剣山へ挑戦してきました。
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10日、午後から天気が崩れるとの情報を得て、ほとんど諦め気分で、
午前5時30分に洲本を出発しました。
剣山までの道のりは、徳島道が通行止めなどのトラブルがあったものの、
時折、日が差す天候で、期待が高まりました。
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午前8時30分登山口近くのリフト乗り場までやってきました。
予想はしていましたが、徐々に天気が悪くなり、
山頂での眺望は諦めなければならないと覚悟しました。
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ここが登山口です。とりあえず、リフトの終点西島駅まででも歩いてみようと、
リュックを背負って出発しました。
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ここは、登山口からすぐの剣神社です。ここで今回の登山無事を祈ってから入山しました。
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8時40分剣神社を出発、登山路は石鎚山より登りやすく感じました。
気温は、思っていたより暖かく、歩くと汗ばむほどでした。
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しばらく進むと、霧雨に・・・写真は西島駅少し手前の野営場です。
およそ、40分で西島駅に到着し、地元の人に「こんな天候でも頂上にいけますか?」と
確認すると、「カッパを持っていれば、足元さえ気をつけて登れば大丈夫」
とのことだったので、最短ルートの尾根道コースにて、さらに上を目指しました。
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しばらく進むと、その昔「草薙の剣」を立て掛けたという、刀掛の松のある
分岐ポイントに到着、目指す頂上まであと一息です。
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登り始めて、およそ1時間30分、10時10分山頂に到着しました。
山頂付近は、風が非常に強く体感温度は、真冬並みに感じました。(気温は多分8℃ぐらい)
残念な事に、360度見渡す限り真っ白で、本当に1,955mの山頂にいるのか実感
できませんでした。
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おーい!ジロウギュウ!!(隣の山)もちろん呼んでも姿を見せてくれません。
天気が良ければ、遠くは、大山や高野山まで見渡せるそうですが、残念です。
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剣山宝蔵石神社も忘れず参拝。今回も御朱印を頂だき、下りは、およそ1時間かけて
下山しました。
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昼食は、楽しみにしていた御当地グルメ。木屋平の食堂にぶらりと入りました。
おっさんは、山菜そば大盛りを注文。このダシの効いた手打ちの極太麺のそば、
ボリュームも味も満点でした!
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相棒は、あまご定食を注文、山あいでしか堪能できない味に舌鼓を打ちました。
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帰りは、穴吹川沿いにゆっくりと下り、渓谷美と紅葉を楽しみながら帰ってきました。
今回の登山は、前回とは一味も二味も違いますが、自然を満喫し貴重な体験を
することができました。冬山を歩く自信は、まだまだ無いので、これが今年最後の
登山です。冬眠かな。
by awaji-atv | 2009-11-12 19:15 | 日記

淡路島テレビジョンのスタッフが、日々の色んなコトをご紹介!!  (裏)かわらばんです。


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