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八経ヶ岳!

おっさんです。昨年末、取材中に転倒事故を起こし足を捻挫。
先日は、自転車で転倒などトラブル続きですが、もやもやした気分を
吹き飛ばそうと、久しぶりに山へ出かけた。
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今回は、奈良県吉野郡天川村と上北山村の境に位置し、
日本百名山で近畿最高峰 八経ヶ岳(1914.9m)
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朝の天気が悪く、昼から回復しそうな天気予報だったので、
ゆっくり家を出たら登山口到着が9時を過ぎてしまった。
結局上り始めたのは、9:30になっていた。
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少しずつ天気が回復してきたみたいで、ご機嫌で橋を渡る。
時間から考えると自分たちが最終グループだろう。
しかし、土曜日だというのに人が少ない。
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急な山道を1時間ほど上がってきた、久しぶりの山登りなので体か重い。
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11:26 聖宝ノ宿跡までやってきた、ここでは、真言密教を唱え、
大峰山で修行し、醍醐寺を創建した聖宝・理源大師が迎えてくれた。
少々雪深くなってきたが大丈夫だろうか?
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登り始めて2時間半は、過ぎただろうか、あたりの景色が一変、
雪山!雪は残っているとは思っていたが、これほどとは・・・・
しかも、登るにつれて天候は悪化、雨は降らないがガスが・・・・
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雪の下には、ところどころ空洞があり膝や太ももまで、はまってしまう。
この落とし穴に何回はまっただろうか。また、「滑落するとどこまで行って
しまうのだろうか」と思うような斜面を横切ったりのスリリングな展開に。
あきらめて、下山を検討。
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下山してくる人たちが、「もう少し、大丈夫がんばって」と声をかけてくれ
奮起、出発から3時間ようやく、八経ヶ岳手前の弥山(1,895m)までやってきた。
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弥山にある弥山神社の鳥居もこのとおり。
目指す八経ヶ岳まであとすこし、戻ってきた人に聞くと
往復で、1時間ほどだそうだ。
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弥山から国指定天然記念物のオオヤマレンゲの群生地を超え、およそ30分
八経ヶ岳の頂上まであと少し。
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13:30ようやく八経ヶ岳頂上に到達。眺望はまったくダメ。
しかも風が強くなり体感温度もぐっと下がってきた。
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二等三角点はセメントで補修してあるようだ。
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山頂で一瞬だけ日が差した。写真では分かりにくいかもしれないが、
かすかに青空も広がり、すがすがしい気持ちになることができた。
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14:10帰り道の弥山でようやく昼食を取ることができた。
出発時間が遅かったのと、雪のため予想以上に時間がかかったので、
時間配分が、非常にタイトになってしまい、弁当もかきこむだけ。
弥山からは、2時間半で下山し登山口まで帰ってきたのは、夕方5時だった。
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この日は、移動距離約10km累積標高約1,500m所要時間約7時間30分の
山行となった。予想以上の雪、真冬のような寒さで、久しぶりの山登りは
苦行となり、下山後はボロ雑巾のようだった。
by awaji-atv | 2011-04-22 18:35 | 日記

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